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個人でやる?代行業者に頼む?民泊の清掃について徹底解説!
2024年08月06日
はじめまして。
ゲストハウス・民泊運営代行会社「No.1デジタルソリューション」のミサワです。
第2回の今回は、民泊の清掃に関する記事です。
「民泊の清掃ってどこまでやればいいの?」
「自分個人でやろうか業者に任せようか迷う・・・」
「自分でできるでしょ!と思っていたけど、意外に大変・・・」
民泊運営を進めていく中で、
このようなお悩みに直面するのではないでしょうか。
今回の記事では、民泊の清掃事情について徹底解説していきますので
ぜひ最後まで目を通してくださいね。
このページの目次
1.民泊清掃の重要性 ●ゲストの第一印象と満足度の向上 ●健康と安全の確保 ●施設の長寿命化メンテナンス ●法令遵守とトラブル防止 ●施設の価値向上 2.民泊清掃の流れ 3.個人清掃のメリット・デメリット 4.代行業者のメリット・デメリット 5.見落としがち!民泊の定期的に必要な清掃 6.まとめ |
民泊の清掃の重要性
民泊の清掃は、宿泊施設の運営において非常に重要な役割を果たします。
1. ゲストの第一印象と満足度の向上
清潔な環境はゲストに好印象を与えます。民泊到着時の清掃状態が良いと、ゲストは安心して滞在できます。清潔な民泊は、ゲストの満足度を高め、良いレビューを獲得できます。
これにより、リピーターが増え、新規の予約も増加します。
2. 健康と安全の確保
民泊清掃を徹底することで、細菌やウイルスの繁殖を防ぎ、ゲストの健康を守ります。特にバスルームやキッチンの衛生状態は重要です。ダニやカビ、ホコリなどのアレルゲンを除去することで、アレルギーを持つゲストも安心して滞在できます。
3. 施設の長寿命化メンテナンス
定期的な民泊清掃は、家具や設備のメンテナンスにもつながります。汚れが蓄積すると、施設の劣化が早まりますが、適切な清掃でこれを防げます。清掃中に施設の異常や故障を早期に発見することができ、迅速に修繕対応が可能です。
4. 法令遵守とトラブル防止
清潔な環境を維持することは、多くの地域で民泊運営に関する法令や規制を遵守するために必要です。清掃が行き届いていないと、ゲストからのクレームが発生しやすくなります。これを防ぐためにも、民泊清掃は重要です。
5. 施設の価値向上
清潔な民泊施設は、口コミサイトや宿泊予約サイトで高評価を得やすくなります。高評価は競合施設との差別化につながり、予約率の向上を促します。一貫して清潔な環境を提供することで、ブランドの信頼性が高まり、選ばれる施設となります。
民泊の清掃の流れ
1.清掃スケジュールの確立
新しいゲストが民泊に到着する前に清掃が完了するようにスケジュールを組みます。
長期滞在のゲストがいる場合でも、定期的に清掃を行うように計画します。
2. 清掃チェックリストの作成
各部屋ごとに清掃すべき項目をリストアップし、見逃しを防ぎます。
清掃スタッフが一貫した品質で作業できるよう、標準的な手順を明記します。
3.必要な清掃道具と洗剤の準備
基本的な清掃道具: 掃除機、モップ、雑巾、ゴミ袋、ゴム手袋など。
専用の洗剤: トイレ用、キッチン用、ガラス用などの専用洗剤を準備します。
消毒剤: 高頻度接触部位の消毒用に適切な消毒剤を用意します。
4.清掃スタッフのトレーニング
清掃手順や使用する道具・洗剤の使い方について、スタッフをしっかりとトレーニングします。
ゲスト対応の基本マナーについても教え、ゲストと接する際のポイントを伝えます。
5.品質管理
清掃が完了した後に、チェックリストをもとに品質を確認します。
定期的に清掃状況をレビューし、改善点があればフィードバックを行います。
6.高頻度接触部位の消毒
ドアノブ、リモコン、スイッチ、ハンドルなど、頻繁に触れる箇所を徹底的に消毒します。
キッチンやバスルームの表面も消毒し、衛生状態を保ちます。
7. リネンとタオルの管理
ベッドシーツや枕カバー、タオル類を定期的に交換し、清潔なものを提供します。
洗濯と乾燥を適切に行い、常に清潔なリネンをストックしておきます。
8. ゴミ処理
各部屋のゴミ箱を空にし、新しいゴミ袋をセットします。
リサイクルと一般ごみの分別を徹底します。
9. 備品の補充
トイレットペーパー、シャンプー、石鹸などのアメニティを適宜補充します。
調味料やティッシュペーパーなど、ゲストが使用する日用品もチェックし、必要に応じて補充します。
10. 清掃記録の保持
清掃の完了を記録し、必要な場合に備えて保管します。
問題が発生した場合に迅速に対応できるようにします。
個人清掃のメリット・デメリット
メリット
個人清掃の一番のメリットは「費用がかからない」ことです。
ゴミ袋や掃除用具などの支出を除けば、特別な人件費は発生しません。予算を抑えて民泊清掃したいときには、経営者が自ら作業しましょう。
施設をよく知っている人間が作業するので、必要なものを間違って捨てられたり、プライベートスペースに許可なく入り込んだりするなどのトラブルも防げます。
デメリット
個人の清掃では、スキルや道具の限界があります。
しつこい汚れや悪臭、カビやダニなどには完全に対応しにくいでしょう。
清掃にかかる労力も無視できません。常に施設を清潔にしようと思えば、連日かなりの時間を掃除に割くことになります。
また、急な予定変更やトラブルが発生した場合のスケジュールの管理が難しいことがあります。そのような状態が続くと、予約管理や集客などの他業務に集中しづらくなります。
代行業者のメリット・デメリット
メリット
清掃を代行業者に頼むメリットは、スキルと経験がある点です。
代行業者はゴミや汚れの種類に応じて、的確に対応します。個人では手間取っていた問題が、短時間で解決されるケースも少なくないのです。
また、代行業者の多くは粗大ゴミや事業系廃棄物の処理方法に精通しています。民泊の経営者に時間がないときも、代行業者はゴミを持ち帰って処分できます。
そのほか、幅広いトラブル対応を依頼できるのも、代行業者のメリットでしょう。フロアコーティングや感染症対策を引き受けている業者もあり、施設の衛生面を多角的にサポート可能です。
デメリット
費用が挙げられます。代行業者に清掃を頼む以上、ある程度の料金は想定しなければなりません。それに加え、サービスが劣悪な業者もいます。
ただ、集客に影響する清掃は、宿泊施設にとって重要な必要経費だといえます。業者選びにしても、事前にリサーチを徹底しておけば、悪徳業者にあたるリスクを抑えられるでしょう。
見落としがち!民泊の定期的に必要な清掃
毎回の清掃までは必要ありませんが、民泊をきれいに保つ上で下記の箇所の清掃も定期的に行いましょう。
- エアコン掃除
- ワックスがけ
- 換気扇掃除
- 照明器具
- 窓・サッシ
- カーテン・ブラインド
- 天井・壁
個人でやる?代行業者に頼む?民泊の清掃について徹底解説!
まとめ
民泊の清掃は、ゲストの満足度向上、健康と安全の確保、施設の長寿命化、法令遵守、そして競争力の維持という観点から非常に重要です。清潔な環境を提供することで、ゲストに快適な滞在を実現し、良い口コミが増え、リピーターの獲得につながります。実際にきれいな施設ほど泊まったゲストから高評価をもらえています。
さらに、施設の維持管理や法令遵守にも寄与し、トラブルを未然に防ぐことができます。民泊清掃を徹底することは、民泊運営成功の近道です。
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